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2008年12月3日水曜日

アメリカ 日本 中国




英語の教科書で「オレゴントレイル」という本を読んだ事がありますが、今のアメリカ人の精神構造そのものはその「オレゴントレイル」の頃とさほど変わっていないのではと思われます。良きにせよ悪しきにせよ、どんどん開拓していって前進あるのみ後ろを振り返らない。
では日本人はどうでしょう?本来なら美徳の国ですから精神性を高めつつ、勇断に振舞うはずですが、今の政治のようにあっちにいったり、こっちにいったり、誰かが拳を振り上げると一番遠くに逃げ込む。こんな感じがします。狩猟民族的獲得方法を畑作の国が真似ても旨くいくはずはありません。
話は経済のことに戻りますが、今回の金融危機を「mortgage cisis」と言うのはご存知のようにサブプライムローンが発端だからと言われています。そして、ホノルルのTV局でもアメリカの政府が公式に景気がリセッション局面に入ったと言っていました。フイナンシャルタイムズでは与謝野氏の談話を「JAPAN WARNING」として取り上げていました。彼の言葉を借りればアメリカは「The time for endurance has com」だそうです。確かにそう思います。そしてバーナンキが泥舟に乗りながらデフレのリスクと戦っている漫画です。
痛みや苦痛に鈍感なアメリカ人と過度に反応してしまう日本人、私にはこんなイメージです。
事実、ホノルルのとある日本食料理店では「9月以降と前では客数は変わらない」と言っていましたし、「感謝祭の休日でアメリカ人増えた気がします」とも、さらに郊外の大型スーパーでは生活雑貨や大きなクリスマスツリーが飛ぶように売れていました。これが金融危機真っ只中のアメリカなのかと正直驚きました。それと中国人(本土から)旅行者が極端に減少しているとも言っていました。中国人の実体経済には個人でも金融の影が落ちているとも・・・・
以前、M氏の著書の下流社会を取り上げました。確かに日本はその兆候は見られますが、私にはアメリカこそ格差は日本以上であり、それぞれの層での生活が決まっているのではと考えます。下流は上流のまねもしなければ、したいとも思わない。ここが日本と違うところです。
閑話休題
なにごとも当たり前だと思ってしまう事が一番いけないと誰かが言っていました。小さな私の会社ですが、名目ではなく実質的にこの会社を統率するようになったのは97年の山一ショックのときです。それから11年経済は決して右肩上がりというわけではなく、失われた10年とも言われた時代です。
私がこのとき行ったのは、小さなことを積み上げて、1つづ変えていくことです。景気の悪いときほど、イノベーションのチャンスではないかと考えます。
ビジネスクラスの小さなテレビ、飛行機の窮屈なトイレ、PCの使い勝手の悪い成田空港、普段はあまり気にしなかったけれど、変革の必要なものが多い事が改めて気づかされました。チャンスはまだまだ転がっている・・・・今回の教訓です。

自主回収

以前お伝えしたカフェストーブが経済産業省の指導で自主回収されることになりました。
ガスを購入した若松屋の人が話していた通りとなってしまいました。
確かにガスは安全でないと困ります。というわけで21日のパーティ間に合いそうもありません。
誠に残念ですがその分炭をドンドン熾すことにします。

カーグラフィック#15
















大したことないと思っていたら結構良かったというとき少し嬉しい気持ちになります。

この「COVETTE」がまさにそれでした。以前「ムスタング」を運転したときには、最新でもなんでもないフニヨフニョのアメ車にがっかりしたものですが、これは違います。
「コーベ」にはノーマル、ZR1、Z51の3種類ありますが私の乗ったノーマルがドンピシャです。スーパーカーを日常で使う感覚です。低速のトルクも充分で、ハンドルはカチットしています。跳ね上げもさほどきつくなく、ブレーキの効きも良いです。 なにせ妻が運転できるんですから!?

テレビではGMとフォードがスウェーデンに資本増強を働きかけているというニュースが流れていましたが、とうしてどうしてこやつは往年のACコブラを彷彿とさせる久々のマッスルカーです。それでいてバイパーのように扱いづらくないです。

走り出すと室内の作りこみの甘さから、キコキコいうのはご愛嬌です。

ホノルル通信#10







帰国です。UAが12時12分という微妙な時間帯なのでマウイから帰国のときは便利ですが、オアフからでは成田到着が4時をすぎるので高速の渋滞に捕まってしまいます。UAは機体カラーを新しくしましたが、本体と先端部の丸いところの色が旨く合わさっていません。こういうの私は許せません。まあ大雑把なアメリカ人だからよしとしましょうか。
航空会社のサービスでUAは特に世知辛く、ビジネスラウンジでもビールは1人2杯までです。エコノミーは機内でも6ドルです。(夏より1ドル上がっている!)
空港には特に日本人の姿は少なく、農協の団体と修学旅行の生徒ぐらいです。
それと中国人がめっきり見当たりません。この879便は成田経由の上海行きなのでいつもはラウンジも中国人で溢れていたのが極端に少なくなっています。
機内食は和食にしましたがいま一つです。着陸前にサーブされたチキンカツとごはんが一番美味しかったです。
昨日より悪化していた腰がとうとう我慢できない状態になってしまいました。咳をするのもためらわれます。CAには「I got a strained back」だといったらあまりの痛そうな表情のためか、「sliped disk」で父も同じだったと労わられました。
帰ったらとん汁とお刺身か待っていました。