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2009年11月26日木曜日

夜の中華街 

















夜の横浜中華街です。白黒で撮ってみました。
今は壊されて無くなってしまいましたが香港の九龍城あたりに似ています。映画「ブレードランナー」好きなんだけどそれとも通ずるものがあります。



半ドン 仕上げ 中華街











起きたばかりの息子を従えセプとさくらの散歩です。中華街に行くために腹ごなしです。

自宅から中華街まで30分掛かりません。排骨麺と芝海老のロンジン茶炒めを楽しみにしている息子を連れて「三和楼」を目指します。

があーーーん!!!休みです。今日は定休日ではないのに!!
息子の機嫌が突然悪くなりました。
近くのお店に入り1品目の車海老と黄韮炒めが出てきて少し笑顔に戻りましたが、排骨麺も「ウーム」です。鶏肉のトウチ炒めも「ウーム」です。さらにお店によって排骨麺の値段がこんなに違うんですね。今日は950円です。帰りに見た店は1050円でした。
多少の不満を残しつつ、激辛鍋用の唐辛子と四川唐辛子、マーラージャン、粉唐辛子を買い求めました。そうそう明日の2色鍋用の海老団子とイカ団子の冷凍も購入しました。袋に業務用と書いてあります。突然入って美味しいお店を見つけることが如何に困難か良く分かりました。2匹目のどじょうはいませんでした。








半ドン2 美術館  ランチ「満龍」







映画が短かったので、隣にある東京都写真美術館で「木村井兵衛とカルティ・アンリ・ブレッソン展 東洋と西洋のまなざし」を見に行ったら、展示は29日からでした。カワッテ、「セバスチャン・サルガド アフリカ展」です。70年代から今日まで撮り貯めたアフリカの写真展です。三越カード見せるたけで150円の割引です。

「悲惨」という言葉はこの写真の前では意味を失います。現実とは思えないまるでSFのような映像です。コレラにかかり目を見開いてそれでも生きている青年、砂嵐と飢餓で目が見えない女性など気が遠くなるような写真の中に、難民キャンプでミシンをする男性の写真が生の強さを思わせます。なんで電気もないのに動くの?そう思った人は現代人。答えは足踏みミシンです。
サルガト気取りで白黒でパチリ!



グーとおなががなったのでプロムナードでランチです。「満龍」の辛味噌ラーメンです。夜のために少し残してしまいました。
広場には「バカラ」のシャンデリアが点灯していました。クリスマスまで秒読みです。

半ドン 映画 千年の祈り


















アメリカにいる中国人の物語を取らせたら右に出る人がいない監督ウェイ・ワンの作品です。ヘンリー・オー(ERにも出演していた渋い俳優です)演じる父親とフェイ・ユー演じる娘の静でとても暖かい映画です。

それにしてもフェイ・ユーは監督の実際の妻コラ・ミャオに似ていると思ったのは私だけ?




そしてなんともこの脚本が素晴らしくよく練り上げられています。この脚本原作ははイーユン・リーです。さすがに村上春樹氏と同じくフラナリー・オコナー賞を受賞しただけの力があります。

例のごとく内容は映画に譲ります。中国の故事「百世修来同舟渡 千世修来共枕眠」です。ちなみに映画の中では3倍でしけど?・・・・

意味は「縁があって同じ舟にのったならば百世もの縁があり、同じ枕で寝たならば1千世の縁がある」という意味です。そうこの深い絆こそがこの映画の主題でもあり、忘れかけている私たちをささえている小人さんである訳です。

私も娘を持つ父親としてかくありたいと思います。良い映画です。


中国映画のマネーゲーム的煽動に危機感を持っている私ですが、このような良作がアメリカで作られることを考えると、そもそも**映画としてくくるのが間違いであって、ただ単に中国人の監督や出演者というだけでそもそも中国映画とは言わないのではないてでしょうか?そう感じた半ドンの木曜日です。

それにしても父親が娘に作る一汁三菜の美味しそうな事!!


映画を観た人には上の熊の人形お分かりになりますね!

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そうそう今度「食堂かたつむり」が来春公開されます。小川糸さん原作の映画化です。小川さんのもう一つ「喋々喃々」も谷中の雰囲気が描写され面白かったのですが、食いしん坊の私はこちらの方がより好みです。ただ、柴崎コウさんが主人公だとちょっとイメージが違うような・・・


それと居を欧州に移したウッディ・アレンの最新作「夢と犯罪 ロンドン3部作」も来春公開されます。


両方観たい!!!












事業仕分け  つぶやき  

事業仕分けで丁々発止しているR議員の姿を見ているとこのところ不思議な感じがします。

昨日もノーベル賞受賞者のN博士が反論している姿が映りましたがどうなんでしょう?

ちなみに議員のブログは「**のつぶやき」だそうです。あれじゃつぶやかれても困りますが・・・・・

事業仕分けは大いに結構です。しかし、この方法では教育の分野でまず削減されるのが基礎研究となってしまいます。将来のために撒かなければ決して発芽しないのが基礎研究だからです。

この国は一握りの文系の人たちが、理系の人たちを理解しようとせず国を動かしている」と誰かの言葉を思い出しました。議員は確か青学の法学部出身でした。首相は理系なんだからこのところしっかり均衡を図って戴きたいと思います。

油彩 下塗り  音楽鑑賞 JAZZ


テリーヌの仕込みも終わり妻と2人の夕餉も済ませました。今日は至上最細の皿うどんです。具には豚肉、ホタテ、いか、たまねぎ、キャベツです。うずらの卵は残念ながらありませんでした。中華丼のうずらのたまごに惹かれるのは私だけ?


新しく描き始めた「モンマルトルの家並み」の下絵です。油彩の場合この下塗りが大切です。これをしないと上に絵の具がのりません。今回はタッチを変えてみます。


下塗りも終え、JAZZを聞きながらジャックダニエルの水割りです。さくらが布団で呼んでいますが、ここはもう少しゆったりと音楽を楽しみます。今日はキースジャレットの名盤「ケルンコンサート」でした。
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大学時代の3バカプラス1のその1が銀婚旅行で奈良に行ってきたようです。彼女のいうとおり京都と違って奈良は落ち着いています。確かに唐招提寺は良いお寺ですね。西に行きたくなりました。


艶かしいお姿 海老と蟹のテリーヌ






艶かしいお姿といってもセプとさくらのことではありません。テリーヌです。ホタテが主役なのに「海老と蟹のテリーヌ」の命名です。ホタテの自尊心は消えうせたでありましょう。


定年退職を迎えたリックパパをお迎えしてのランチのための主役です。世の多くの定年退職を迎えた人達を私は尊敬します。30年以上も満員電車にのり会社勤めをする。いや継続していることが
大切でもあり、大変なのです。

海老と蟹のテリーヌ レシピ
☆生海老
☆生ホタテ
☆蟹肉
☆はんぺん
☆生クリーム
☆フィメドポワソン
☆白ぶどうしゅ
☆パプリカ
☆ディル
☆卵白
テリーヌの作り方
①パプリカは焼いて表の皮をむき、小さくみじん切りにする
②ディルをみじん切りにする
③スピードカッターに海老、生ホタテ、はんぺんをいれ、白ぶどうしゅ、生クリーム、フィメドポワソンをいれ滑らかになるように調整する
④軽く溶いた卵白、蟹肉を加え塩胡椒する。(胡椒は白胡椒)
⑤テリーヌ容器にバターをぬり上のテリーヌをしっかり詰める
⑥冷蔵庫で1晩寝かせる


ソースの作り方
①鍋にバターをいれ、みじん切りにしたエシャロット、にくにく少々を軽く炒める(焦がさない)
②生クリームを加えよく混ぜる
③温めながら、ゴルゴンゾーラチーズ、塩コショウをして出来上がり(今度は黒胡椒)
※仕上げにイタリアンパセリを飾り出来上がり!!今回のポイントははんぺんをいれある程度硬さを保つこと、パプリカを焼いて甘みを出し、小さくきることで切りやすくしたことです。