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2009年11月30日月曜日

男の小部屋

洋の東西を問わず男には物にごたわりる習性が存在します。

もちろん全くごだわらないという人もいるのでしょうが、私にはそういう人は魅力的ではありません。

子供のような一途さというのは年をとるほど良いものです。昨日知ったのですがリックのパパのオーディオは凄いらしいです。

拘るものは車、オーディオ、時計、靴などなど様々です。

私ももう一度カーグラフィックの編集長に戻るべく興味のアンテナを立てることにしました。

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銀の言いまつがい

妻 印象派の画家の中でモネとスザンヌが好き

夫 セザンヌだよ

再会 一期一会

高校時代の親友と週末会う予定です。

一人のM氏とは東京にいる頃にはちょちょく会っていたのですが色々あって今は群馬に住んでいます。かれこれ10年以上会っていません。

もうひとりのT氏は周産期医療の長をやっており、以前は横浜で学会が開かれるときなど会っていたのですがこちらも多忙になり、今は学会に出る暇もないほどのようです。

いずれも元気がなによりです。この二人とは「庄司薫 赤頭巾ちゃん気をつけて」を読んで、青春や恋愛について青い議論をした仲間です。

昨日もリックのパパが「丸山眞男」のことを「私たちのアイドル」と称していましたが、私たちの頃にはこの本で知りえた程度でした。

この時期の軽井沢は人も少なく、落ち着いています。落ち合う宿は軽井沢から少し離れたところを予約しました。かけ流しの温泉もあるようです。

昔は日本酒1升瓶を抱えてあっちこっちの家で飲んだものです。もう1升とはいかないので、美味しいお酒を少しづつ皆で飲みたいものです。

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一期一会です。

娘の父親

オーストラリアで暮らすK家のRちゃんが彼を連れて帰国したそうです。そう秒読み間近のようです。

この前Dr・F氏のHPでお会いした折にも「俺はまだ正式には許可した訳ではない」と言っていましたが、奥様に「一番甘いのはパパじゃない」と突っ込まれ、「だって嫌われたくないもん」と皆を笑わせていました。

聞くところによるととても良い青年のようです。

娘の父親というのは相手がどんなに好青年でも100%はありっこないのです。ただ、娘の人生は娘のものだし、娘の幸せが一番と思うのは同じでしょう。まして、遠く異国で暮らす娘を心配して当然です。

彼が「幸せにします」と言ったそうです。私もこの言葉に一番弱いと断言します。きっとMパパもそうだと思います。あの小さかったRちゃんが結婚とは感慨深さひとしおです。娘とS家に泊まりに行って、八景島で海鼠をむんずと掴んでニッコリしていたのが昨日のことのようです。

Kパパと今度同じ娘を持つ父親として一緒に酒でもやりたものです。そうそうSパパ、K井パパも仲間に入れてです。Dr・Fは盗人2人なのでハブンチョです。(笑 冗談です)

実証結果  防水剤「ハジックス」




人に勧めるのは実証してからです。
というわけで事務所の汚れのひどかったコンクリートの壁を水性防水剤を塗布しました。
建物外壁の汚れは一般的に汚れが溜まっているものと雨水が外壁をつたう際に付着します。
ですからさっと水がはじいてしまうようならば付着しにくくなります。
この写真の右側はあえて塗布していません。はっきりその効果が現れています。
タイルの目地にも有効です。さらに汚れが付着しやすいレンガや木材にも大変効果が予想されます。


床も水がまるまって粒になっています。恐るべしナノテクノロジーであります。

坂の上の雲

NHKで司馬遼太郎の坂の上の雲が始まりました。

若い頃にはあまり興味のなかった司馬遼太郎の本も30歳を過ぎてから良く読むようになりました。

既出ではありますが司馬遼太郎氏の小説は海外にわずか3冊しか翻訳されていない、言うなれば日本人のみに共感させる小説ということになります。そうジャパニーズオリジナルです。

現代の日本はこの時期に大きなパラダイムを迎えました。それまでの価値観をまったくひっくり返すような出来事です。つまり我々のアイデンティティはここで作られたのです。

E・ザイードが西洋中心の思想を「オリエンタリズム」として批判しました。しかし、その東洋人である我々がすでに西洋に対する憧憬と悚懼を内包しているのです。

明治以前の歴史ドラマを見ても他人事として観られるのに対して、明治以降の物語は主観的なのはこのことを物語っているのではないでしょうか。

昨日もリックのパパがもとのブラジル人のボスが「サウダージ」という言葉は単に郷愁とか追憶といった言葉の意味だけではなく、もっと将来に向けた意味があるといっておられましたが、これもまたこれから隆興する国のアイデンティティなのではないでしょうか。

坂の上の雲はめざせます。坂ノ下には雲はありません。現代日本のテーマです。