このブログを検索

2010年3月11日木曜日

渡航のすすめ The Jonathan Club



勉強でも仕事でもどちらでもいいんです。私は出来ることなら人生のうちわずかばかりで良いので渡航をすすめます。特に若い時にです。

残念ながら、私にはその余裕もなく実現できませんでしたが、これからの人は機会を自分で作ってでも行くべきです。長い人生のほんの一瞬です。

海外から見る、日本、日本人は内にいてみるものと違います。前述の森氏のように圧倒的文化に押さえつけられて帰国すら出来なかった人や、一方では水が合わず、嫌悪感をいだき早々と引き揚げてしまう人もいます。人それぞれです。

***************
***************


Sパパよりメールで日経新聞夕刊に海外でのビジネスランチの経験でフレンチが苦手になった田中氏の記事の引用とともに、Sパパが使っていた。ロサンゼルスにある「ザ・ジョナサンクラブ」の資料が添付されてきました。シンガポールにご一緒させていただいた折も、「タングリングクラブ」に連れて行って戴き、「なるほど」と思いました。そうこの「なるほど」が必要なんです。

この「ザジョナサンクラブ」はもちろんプライベートクラブであり、厳格な審査や紹介が必要なのは言うまでもないでしょう。荘厳な感じのタウンクラブも魅力的ですが、ビーチクラブこれもまた素晴らしいロケーションです。目の前はサンタモニカビーチのようです。まさにベアフット・オン・ザ・ビーチではありませんか!!! バーの名前も洒落ています。Seabreez Barです。

何故日本にはこの手のプライベートクラブが根付かないのでしようか?やはり文化の差なのでしょうか?それとも安心と安全はただだと思っている国には必要ないのでしょうか?

ウィークエンドに所要が入り楽しみのシャルドネは来週に持ち越しです。いや、17日がありました???!!!! 一刻も早い方が!!!!!!

森 有正 E・W・サイード  

昨日偶然に森 有正氏のことをテレビで取り上げていました。

私にフランス哲学の基序を教えてくれた人でもあります(詳細は後述するとして)

東京大学教授の職を捨て、単身パリで、圧倒的西欧文明と対峙した人であります。

番組でも取り上げていましたが、氏は自らをmisère(ミゼール)と言ったそうです。外に出て、日本を振り返ったときそう感じたのでしょう。心打たれます。日本人でいながら身をもって西欧文化を認識させられた人です。

ところが欧米の思想の多くは未だにE・W・サイードの定義した、オリエンタリズムで満ち溢れています。一方的、文化の押し付けです。

今回もやはりというか、またかと思わせるアカデミー賞を受賞した「ザ・コープ」の監督のスピーチにはうんざりです。

頭の良い動物は殺してはダメで、頭の悪い動物は殺していいそうです。まさに、選民意識です。さらに、分からないものには、分からせる、啓蒙だともいっています。人間のみを地球の中心と考える、エゴイズムの何でもありません。

そもそも生物には境界はないのです、養老先生も言っておられます。人間が、恣意的に、便宜的に、政治的に作ったものだと。国境とて同様でしょう。

極端な環境思想、境界性は危険をはらみます。

さくら咲く

高知で例年よりかなり早く桜が開花したようです。

受験生にとってもさくら咲く季節になりました。昨日も、息子の研究棟はかなり高い階にあるようなのですが、RED GATEでお祭り騒ぎの様子だったようです。

息子は自分の意見がはっきりしているので、同級生からは時として煙たがられるようですが、先輩や後輩には慕われているようです。昨日も音楽部の後輩から理Ⅰの合格報告が届いていたようです。何はともあれ大学生です。


100人の敵、一人の味方でいいと思っている親の子なので、良しとします。