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2011年4月28日木曜日

横浜のお友達 段々

明日から鎌倉でしばらく段々のお友達に会えません。ということで段々です。

チコちゃんが亡くなって後に来たカエデちゃんに初めて会いました。シェルターにいた子を引き取ったとのことですが段々慣れてきたようです。愛情一杯受けてすぐ元気になります。

ロイ君はシャンプーしたばかりでつるつるです。

レオンもやってきました。さくらとひっぱりっこです。

臨月で今にも飛び出しそうなK家のRちゃんとご主人も来ました。しばしカメラの話・・・・

でもこの写真は魚眼じゃありません(笑) 妻があんこ玉のようねと・・・・・

こんな幸せの時間がどれだけ素晴らしいか・・・普通の素晴らしい時間です。



BOTTARGA サルディーニャ産


皆様もご存じのカラスミはその形が唐墨に似ていたからとも言われていますが、日本古来というよりギリシャ、地中海で食べられていたものがシルクロードを渡って伝わったと言われています。

普通のカラスミはボラの卵から作りますが、マグロ、鱸、メルルーサと何でもOKのようです。

日本産のものはねっとりしていて、日本酒との相性はばっちりなのですが、食材として使うには少し生臭さが残ります。

そこへ行くとイタリア産のものはよく熟成されて生臭さはほとんどありません。

シチリアとサルディーニャ島が2大産地ですが、どちらも美味しいです。

もちろん鎌倉ベースにはこのサルディーニャ産のからすみを1本用意してあります。

アーリオ・オーリオで仕上げたパスタにたっぷりのすりおろしたカラスミを掛ければ最高の一品が出来あがります。こうご期待の一品です。

私ならば会わせるのは万願寺とうがらしで「唐」のごろ合わせで挑みます(笑)

気になるCM 仲里依沙 LOWRYS FARM

どこにもあるような自転車置き場で仲里依沙さんが自転車を引っ張り出し、カーペンターパンツで走っていく洋服のCM気になります。このバージョンが一番お気に入りです。

流れている曲はS&Gのセシリアです。この曲といい雰囲気、仲里さんの起用が見事に当たっているように思うのですが・・・・・

実はこのローリーズファームというブランドはグローバルワークス他現在では1000億を超える企業に成長したポイントというところのひとつなのですが、この立ち上げの頃に岐阜で私の上司だった人が懇意にしていて、無理な催事の要請にこたえてくれていた会社だったのです。

よくその当時のことを記憶しています。

なるほど成功するには理由があります。山ガールが流行るにも確かに時代の要請が必要なのです。

そうそう彼女は高崎映画祭でも賞を獲得していました。小さな映画祭ながら地方都市でも頑張って文化的取組を継続しているあたり、神奈川県のY市なんぞよりよっぽど胆が据わっています(Y市は予算削減とかいう理由でフランス映画祭の開催を東京に移しました)

ちなみに彼女もアミューズ所属です。恐るべしアミューズ!!

災害復興資金融資 罹災証明書

今回の震災で建物等が損壊した方にお知らせします。

国の災害復旧支援の一環として災害復興資金融資が始まりました。これは東京都であるならば都制度融資の最優遇金利でかつ保証料は全額都が負担するものです。

金利1.5%は市中金利が低い今さほど低いとはいえませんが、それでも有効性はあります。上限は確か8000万だっと思いますが仔細は各自お調べください。

もっとも申請は中小企業(法人)でなくても可能ですが、市町村(区)の発行する罹災証明書が必要となってきます。渋谷区の場合ですが結構申請が多く、1.2週間証明書の発行までに時間が掛るようです。

ある小学4年生の学級

小学4年生のある学級でのお話。

その学級は「学級崩壊」といわれるように荒廃したわけでもなく、かといってテストの成績上位者が集まり優秀と呼ばれる学級でもなかった。

その学級の特徴は「何も決まらない」ことだった。

学級委員がクラス全員に決めなければならないことを説明すると、どこからともなく野次が入り、話題は脱線し、とんでもない方向に進んでしまう。

またあるとき勇気を持ってみんなを説得する生徒が現れたが、他の生徒の無関心とこの野次のせいで、折角持った強い心もボロボロに崩れて、もう二度とそんな馬鹿らしい行為はしないと心を閉ざしてしまう。

我が国の政治のありようです・・・・・

永劫回帰 中小企業経営者

私の仕事は多くの人生を垣間見なければならない仕事です。

顧客の多くは中小企業経営者で、一代で築き上げたひともいれば、2代目、3代目というひともおります。

そんな経営者の多くは自分の子供に後を継がせるべく努力をします。それは人それぞれの価値観なのでとやかくいうつもりはありません(私は絶対にしませんけど)

しかし、驚くことに自分がその会社の相続で親子、兄弟間で起こしてきた軋轢のような、苦労を子供にも同じようにさせている親が多いのです。どうみてもそんなやり方をすれば当然そんな帰結になりますよと分かっていてもです。

もしかするとこれは価値観の相違で私が「大変な苦労」と思っていることが、実は自分もしてきた一つの儀式ではありませんが、当然息子も通過しなければならない経験として、そんなに否定的に考えていないのかもしれません。

私は一人の人間の能力は30年が限界だと思っています。あとは惰性です。そうでないならば新しい血=創造的改革の出来る人を迎えて変革していかなければ所詮消滅する運命と考えています。

そこへいくと大企業はこのシステムが自然と出来あがっているのです。

人生山あり谷あり、どちらも楽しもうではありませんか。

動物の親が子供にする教育は「外界に出て自分で生きて行く能力」に他なりません。

人間も同じです。

鎌倉ベース GW コピアルック

私達は自分たちの出来ることをする。という大前提の前に出来限り従来の生活通りにしようと心に決めている我が家ですが、今年のGWのパーティは自宅にいないので出来ません。

代わりに鎌倉ベースにて数回に分けて行うつもりです。

天気が良ければ今週末セプとさくらは初泳ぎとなるやもしれません。

http://kopikopi.exblog.jp/

ところでそんな材木座に向かう途中に一軒のカフェが存在します。

今まで名前も知らずに2匹を引き連れてテラスでビールなど楽しませて戴いていたのですが、そのお店の名前が「コピルアック」というのです。

映画「かもめ食堂」を観た事のある人ならもうお気づきですね。美味しいコーヒーを入れるおまじないでアキ・カウリスマキ監督作「過去のない男」に主演していたマリック・ベラトラが言った言葉です。

私の好きな映画です。(最後に列車に乗って寿司を食べながらクレージーケンバンドの曲が流れるところなんか最高です・・・)


あの映画の影響で、イタチのコーヒーも頼みました、おまじないもしました。でも美味しいのはイノダコーヒーでした。(笑)

ARGERICH 震災応援 ドナルド・キーン博士

このCDは5月3日に発売が予定されている、アルゲリッチさんの震災応援CDです。

本来は彼女の誕生日に合わせて発売される予定だったものを、震災の復興と応援の意味から早く発売されることになりました。

CDを作っている会社も被災地にありますが、こんな素敵なプレゼントのために懸命に制作しているとのことです。

音源はスミダトリニティホールでの高音質録音によるものでそうでなくても力強い彼女の演奏期待させられます。興味のある方は以下HPでご確認下さい。

http://www.kajimotomusic.com/news/2011/04/27/post-260.php

某県で産科の周産期医療の長をしている高校の友人K氏は、このアルゲリッチさんのピアノが好きでした。当時は彼女30代でした。月日は恐ろしい速度で経過しています。

日本文学研究家で東北にもゆかりがあり東北大学の名誉教授のコロンビア大学教授のドナルド・キーン博士が日本への移住を決めたそうです。88歳です。

私達はこうした暖かい慈愛に満ちた人々の行為を忘れてはなりません。雨が降っているときに傘を貸してくれた人が誰だったのか、しっかりと記憶に刻まねばならないのです。

ありがとうございます。アルゲリッチさん、キーン博士・・少なくとも私は生涯忘れません・・・・

野呂邦暢 「白桃」


野呂邦暢という作家をご存じであろうか、この「草のつるぎ」で芥川賞を受賞した作家であるが、残念ながら42歳の若さで夭折した。

私はこの「草のつるぎ」を持っているが、彼の文章はちょうど昨今の芥川賞作家の美文黎明な文章とは正反対な、朴訥で虚飾の排されたそれでいて力強い生命力を持った文章である。

自衛隊での体験と彼が幼き時に原爆で受けた体験が彼の文章の根っこにある。

糸井さんが、今回の震災はそれに匹敵すると言っていたが、原爆同様身近な人の死と生きている自分の葛藤は原爆同様、大きな影響力を持つものだ。

その彼の新しい詩集がこの4月にみすず書房より発刊される。

「白桃」・・・・・すでにオーダーを入れた。一冊。