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2011年7月6日水曜日

介護実習 

息子が今、介護実習です。介護は重労働の様子で脚がパンパンに張って帰ってきます。

実習は少人数制で色々な施設に回されるようです。

息子はそれを終えてから本郷の研究室に向かうので、帰りは11時過ぎになります。

夏バテもあって体力は相当消耗しているようですが、これも敢えてMD研究者コースを選んだ彼の責任です。頑張ってもらうしかありません。

彼も4年生なので本来は就職活動の学年です。学部は違えど既に就職内定している人がほとんどのようで、世の中の就職難は何の事?のようです。国Ⅰを20番台の成績で通過した外務官志望の友人もいます。そんな彼らとしばしの語らいをKKAFでしたいようです。違う世界の人達と腹を割って話せるのは大切な財産ですから・・・問題は彼のスケジュールのようですが・・・・・

辞任会見とマスコミ

内田先生がブログで面白い事を言っていたので、興味のある方は覗いてみて下さい。

http://blog.tatsuru.com/

確かに辞任した大臣の言葉はその場、その場として聞いていれば、客人を迎えるにあたっての心得ともとれなくないし、全員がなお一層の努力をして困難に立ち向かうという趣旨と捉えれば激励の意味合いと一応の納得もできる(出来ないか)かもしれないが、全体として捉えると旧態然とした政治家の手法であり、相手を恫喝し、拒絶し、優位に立つ政治的戦略が透けて見える訳です。

ここ数年の政治の空白はお粗末そのものです。当選するのはテレビのキャスターのように露出度の高い人か2世議員です。そんな政治トンチンカンな人達です、自らの身を守るがため論戦においても論理的に相手を納得させるのではなく、感情や世論を利用します。

人を生まれで判断するつもりはありませんが、その人の歩んできた道というのはおいそれ変わりやしません。養祖父は部落解放運動の代表でもある実業家、政治家で辞任大臣にしても3世議員ですし、実弟は福岡の建築会社を経営しています。
そんな彼が今のような言動を起こしたとしても何ら可笑しくないのです。たから首相に任命責任などと騒ぎますが、固辞したのに何回も要請したというのですからこれは確信犯です。分かっていたはずですよ。

好意的でない相手は挑戦的口調でやってきます。そんなとき同じような挑戦的口調では何事も旨く行きません。相手の温度が下がるのを待ち、相手の言い分を聞いてあげ、出来ることを提示していくこれが基本です。私はこういう時ほど冷静で、相手のソックスの色や時計の趣味など様々のところを観察し、冷静で居られます。感情的発露には何一つ発展的な物事にはなりませんからね。

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閑話休題

石原慎太郎氏が雑誌で面白い記事を書いていました。

若い時に貧乏は必要だと。私もそう思います。貧乏そのものより、貧乏な生活の中でもそれを笑い飛ばせるような自由闊達な生き方の経験とでもいいましょうか、バンカラ学生の持っていたあの明るさです。

娘はまだ未婚ですが、旦那になる人が一度でもこうした経験があったらいいのにと思うのですが・・・・無理だろうな・・・・・

一方、こんな話もあります。ロックフェラーの当主で何代目かの人が、車でサーカスの前を通り過ぎたらあと30分待つと料金が2ドル安くなると張り紙がしてあったので待ってからサーカスを観たそうです。本当のお金持ちというのは案外純粋な人が多いのも事実です。

ではどんな人が一番まずいのでしょう。それは小金持ちだったのが凋落して、貧乏になり、昔を懐かしみながら世間を憂えているような人達です。

残念ながら今の日本にはこの手の人が多くいます。中流から下流に転落していった人達です。

そして必ずこういった人は他人と比べようとします。少しでも自分が劣っていると感じると強烈な嫉妬と相手を落としめてやろうという攻撃性です。ルサンチマンに他ならぬ憤怒はますます視野を狭くします。

Tour de France Stage#4

グランデパールの舞台となったのは干潮の時だけ姿を現す道=パッサージュ・ド・ゴアです。

ブルターニュ地方はこの干満の差を使って良質な塩が取れることでも有名です。

そこを拠点とするヨーロッパーカーの活躍を期待したいところですが、新城君いないじゃないですか、出場していないのです。ガッカリです。チームも活躍していません。個人的にこのチームの応援やめます。

レースは第4ステージまで進み、第一ステージのゴール手前2.2キロの落車で大きくタイムロスしたコンタドールですが、登りゴール以外は3.3キロルールが適用し、その時点のタイム差になるんじゃなかったのでしょうか?コンタドールがあまりに強いのでハンディをつけたかのようです。

でもヨーロッパ人はこういったレギュレーションの変更を勝手に行います。F1で日本が優勝しそうになるとレギュレーション変更です。つまりはお手の物という訳です。

でも第三ステージでトップのフースホフトと1分42秒はちと厳しいと思うのですが・・・・

第4ステージは最後エバンスとコンタドールが車輪半分の差でエバンスがもぎ取りました。今コンタドールはこのタイム差でも諦めていません。これからの8.9ステージあたりが前半の山場でしょう。

そして最後は私のシューズに付けられた名前ことラルプ・ドゥ・フェズで勝者が決定します。

いよいよ夏本番です。