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2011年9月1日木曜日

映画の話 ザ・グレート・ギヤッビー

A・F・フィッジラルドの傑作小説であるザ・グレート・ギャッビーは何度となく映画化された。

私が一番印象にあるのはもちろん70年代のロバート・レッドフォードとミア・ファローのものだ。何度も観たがこのDVDを買うことにした。

舞台は実際にフィッジラルドが住んでいた「グレート・ネック」というところ。映画では「ウェスト・エッグ」になっていた。

地図をみるとまさにロングアイランドのネックにあたる。私はもっと東のハンプトンの方だと思っていた。考えてみれば彼女の対岸に家を買う訳だから、ハンプトンの方では対岸にならない。

人間の記憶と言うのは曖昧でいい加減なものだと思う。

記憶の刷り込み直しを今晩行おうと思う・・・・

キッチン パンチ 中目黒

やっと念願のオムライスに出会いました。苦節数十年、こういうオムライスを待っていたのです。

灯台もと暗しといいますが、場所は中目黒の裏路地です。

カルディに買い物があったので、少し待って開店と同時に入りました。

もちろん注文はオムライス、おかみさんと思しき人が水と紙ナプキンに包まれたスプーンとお箸を持ってきてくれました。テーブルの上にはウスターソース、三色ふりかけと楊枝。

店内は綺麗に掃除されていて、奥ではシェフがフライパンをゆすっています。

程なくすると7人連れのお客さんが入店し注文をするやいなや、のんびり小林幸子さんの結婚報道を見ていたおやじさんが厨房に入り、せっせせっせと働き始めました。

こういう店が旨くないはずはありません。

運ばれてきたオムライスはふっくらと卵をまとい、ケチャップも程良い掛け方です。シンプルなキャベツの千切りと少しの福神漬け、わかめのお味噌汁はごく薄い塩味です。

写真を撮っても良いか聞くと、どうそ゜どうぞとにこやかな顔でおかみさんが応えてくれましたので、お料理の写真を一枚。

牡蠣フライやカニクリームコロッケ、海老フライも魅力的です。鶏レバーのフライなんていうのもありました。

この真正オムライスお値段850円。まっとうな商売をしています。また行きたくなるお店です。

久々の大ホームラン!!!

ボリュームもしっかりあります!!


お取り寄せ しいたけ茶

このしいたけ茶と白馬東急ホテルのごまドレッシングを鎌倉ベースのお隣のTさんより戴きました。毎年、白馬東急ホテルにこちらのおばあちゃまが行くそうです。

ドレッシングはとてもマイルドで上品な味です。

そしてこのしいたけ茶が抜群に良いのです。黒コショウが効いていてお茶と言うよりスープです。

戴きものが無くなったのでお取り寄せしました。

カロリーが20キロというのも嬉しいですね。肌寒くなっても黒コショウが温めてくれます。

白馬の東急ホテルは上高地の帝国ホテルのマントルピースがそうであるようにこの低層のホテルのロビーにはこのおばあちゃまのような上品な人が多く見受けられます。

ご馳走様でした・・・


腸炎ビブリオ菌

私の母は魚貝類は総じて苦手だ。海なし県に育ったので当時の輸送事情から致し方ないことだと思う。

輸送技術、冷蔵方法の発展により簡単に生食が手に入る昨今であるが、あまりに色々なものを無頓着に生食をしすぎる傾向にあると思うのだが如何であろうか。

1950年には200人以上の患者を出し、20名の命が断たれた事故が大阪で起きた。松川事件等社会事件の多いこのころ、警察が介入したらしいが食中毒であった。

原因は行商のシラス干し。日本人の科学者がこの食品から培養させて発見したのが腸炎ビブリオ菌である。この菌はコレラ菌に近いものらしい。ビブリオとはラテン語のバイブレーション、つまり鞭毛を動かす様子から命名された。学名はVibrio parahaemolyticus。

この菌の特徴は好塩性で、爆発的増殖する。ある一定数を体内に入れないと発症しない。

10度から20度の温度を好み、6月~9月が一番発生しやすい。

生食の魚でも貝でも買ってきてすぐ食べれば良いのだが、冷蔵庫に入れて時間を置いてから食べるのが一番危険のようである。

夏場の冷蔵庫は開閉頻度が高く、内部の温度があがりがち。

火を入れればこの菌は死滅する。

ちなみに欧米では滅多に発症しないようである。

9月は真夏より一番食中毒の多い月。気をつけましょう!!

September 14番目の月 メロディ・アット・ナイト

8月31日までは夏なのに私の中で9月に入ると秋に変わってしまう。

娘の誕生日は10日なのだけど季節は日を追うごとに涼しくなり、太陽の光も弱まってくる。

小さなころ一番好きな季節は冬だった。雪が降ると嬉しくて仕方なかった。寒い空っ風よりスキーが出来る喜びが大きかった。

東京に出てきて、一番好きな季節は夏になった。冬はその次。

一番嫌いなのは春。春が好きな人には申し訳ないが、花粉症の私は春は無くなればよいと思っている。

荒井由実のアルバムに14番目の月というものがある。このアルバムの中に「何もなかったように」と言う曲がある。この季節にいつも頭の中に浮かぶ曲だ。

そしてもう一つはキース・ジャレットの「メロディ・アット・ナイト」というアルバム。

夏から秋に視線は既に移動してるのか・・・




ざる蕎麦の食い方

蕎麦なんたあ勝手にするぜとお思いのあなた、この回は飛ばしてください。

私も20数年前にこのことを教わるまで知りませんでした。何分、うどん文化圏で育った田舎者なのですが、これを教わってからは旨く摘めるようになったのです。

「食べ方」ではありません。あくまで「食い方」です。(笑)

要は盛られた蕎麦の真ん中を摘まめば良いのです。つるつると旨く蕎麦が摘まめます。のど越しも心持良いような。

それともう一つ、山葵を汁に溶かしちゃいけません。つけるなら蕎麦の方にです。辛みが欲しい場合は唐辛子を汁に加えます。

まあそんなことを言っても落語にくんな件があるくらいですから、自由に食べれば良いのです

「なにかいいのこしてえことがあるなら、今聞いとくぜ」

「ひとつだけあるんだ」

「なんでえ、いってみな」

促された男は、ごくんと固唾を呑んでから。

「いっぺんでいいから」

右手の箸でつかんだ蕎麦を、左手に持った蕎麦猪口にどぼんとつけて

「思いっきり汁につけた蕎麦を食ってみたかった」

お後がよろしいようで・・・・・・・・

改定 子供洋食の作り方

我が社のA女史に偉そうに子供洋食の作り方を披露したものの、作ってみたら違いました。

その作り方は群馬県在住のある方のレシピだったのですが、母親のそれが正しかったようです。

改めて作り方です。

子供洋食の作り方

①皮をむいたじゃがいもを2~3センチにきり蒸かす
②フライパンに油をひき、葱、桜エビを炒める(桜エビ多い方が美味しいですよ)
③フライパンにジャガイモを入れ、ウスターソースでからめる
④青海苔をふりかけて出来あがり、紅生姜を添えて出します

※鰹節を振りかける家もあるようですが、我が家は青海苔のみです

それにしても何故子供洋食なのかいくら説明されても納得できませんね・・・・・