このブログを検索

2011年11月24日木曜日

管理組合の理事  マクロ・ミクロ的視点

4年前に購入した藤が丘のマンションの管理組合理事が来年まわってきます。

父母が住んでいて定住していないのですが、皆がやっているので1年間は勤めます。

建物管理は本職中の本職ですが、多くは口出ししません。

若い時なら、知識と経験のフル動員をしていたでしょうが、世の中、収まるところはちゃんとあり、それはそれなりに動いているからです。

物事には俯瞰的に見ることと、微視的に捉えることの2面が必要です。

それを分からずに持論は正しいと言うのは愚の骨頂です。

ある薬局での初老のご婦人と薬剤師の会話。

**************
**************


ご婦人  ゼネリックって本当に全く同じなの、0.001%も違わないの、絶対?

薬剤師  成分や効能は同じです


ご婦人  でも会社が違うんでしょ、機械だって違うんでしょ、100%って言い切れるの

薬剤師 ほんの微妙には確かに違うかもしれませんが、ほとんど同じですが・・・

ご婦人 ほんの少しでも違うのにどうして同じと言えるの、可笑しいでしょう?

薬剤師 無言・・・・・・・

ご婦人 私にはゼネリックで無いの頂戴、高くてもいいのよ、そうしてよ!!

薬剤師 無言

****************

このご婦人のお陰で国民は高い税金を今ここで払った訳です。私にはゼネリックでない薬品会社からリベートをもらっているか、それとも関係者なのかとしか考えられません。これでは薬剤師もたまったものではありません。

共感力 暗黙知

日経新聞の中に日本の会社に「ホウレンソウは要らない!!」という雑誌の広告が出ていました。

ホウレンソウそうあのホウレンソウのことです。

私は常々このホウレンソウを上司が連呼する会社は駄目だと思っていました。何故なら、ホウレンソウさえしていれば自らに責任が及ばないと社員は思い違いをして深く洞察しなくなってしまうからです。

これでは重要な意思決定に間違った要素を孕んでしまいます。

ポランスキーではありませんが、我々の身体には言葉では旨く言い表せないけど体が覚えているというものがあります。これを暗黙知といいます。マニュアルやレシピの形式知の正反対のものです。

私の料理のレシピに分量や匙加減と言ったものはありません。いうなれば暗黙知だからです。

詳しい事を知りたい方はこの本を読んでみて下さい。



今日本の企業の中でもこの暗黙知は形式知に置き換わりつつあります。確かに高度に情報化された社会で暗黙知にのみ頼むのは危険ですし、無理もあります。しかし、芸術や料理、など人間の感性に訴えるものまで形式知に頼れば五感は鈍くなります。



マネージメントの理論にU理論というものがあります。数年前にこの書物を読みました。

詳しいことは皆さまでお調べいただくとして、情報収集と分析に頼るあまり、方向性や政策を間違ってしまった例を良く聞きます、U理論では直感を重要視し、情報や過去の歴史を捨てされと言っています。

あなたが目の前にある膨大な書類の山をみて、その書類が無い状態を考えられないのは、その状態を定常化し、自らが気持よいと錯覚しているからです。その書類は本当に必要でしょうか?

私は一度目にして、確認した書類はよほどのことが無い限り処分します。つまり、リリースです。

しかしながら、法定で保存を決められた書類もあるのでそれらはしぶしぶ従いますが、何のためにその書類を保存しているのか考えたことがありますか?

結局、当局が調べやすいようにするために便宜的供与をしている訳です。馬鹿馬鹿しい制度である訳です。

過去や歴史に囚われずもう一度当たり前の事を考えてみてください。必ず発見があるはずです。

贔屓のお店

自分で通い詰めて贔屓にした店なら問題はありませんが、友人やお客様が贔屓にしていてましてや十八番のような特別にしている店を訪ねる時には、一人または妻と二人のように少人数でそっと行くことにしています。

それが教えてくれた人とそのお店への敬意だと思うからです。

ところがそうでない人達が多く居るのも事実です。

恵比寿で居酒屋をしている時、私の友人はそんな事をする人間はいませんが、「誰、誰さんから紹介された***です。何とか予約をお願いしますよ」

そう言ってくるお客に限って、立ち振る舞いが悪く、他のお客様の迷惑となることがしばしでした。

こうした虎の威を借りるお客には、店側とて表面上は大切に扱っているように接していますが、従業員は誰ひとり面白いはずがありません。結局、そのお客は心の底から大切にされません。

飲食店とは人と人の繋がる場です。お客様第一などといった間違った原則があるようですが、お客も人ならお店も人だからでする

とはいっても滅多に外食しない私です。贔屓の店など田中オブ東京(なんでVIPなのか未だに不明??)位なものです。

来週は京都、身の丈のあったお店に行くことにします。

アボカドのお話

皆さんAvocadoですよ、間違ってもAbogadoではありません。

以前、間違ってアボガドと言っていたらゴンザレスにそれは弁護士だよと教えられた事があります(嘘!! 笑)

ところでこのアボカドはケサディーラに必須のサルサにしてワカモーレにしたり、カリフォルニアロールの具材や、醤油につけて食べたりと森のバターとして食卓にもよく登場します。

これは本当のお話です。とある高級ハンバーガーショップの先駆けでもあるクアアイナでの一こまです。

ダックスを連れていたその30代半ばのミセスと思しきサーファー風の女性は持ち帰り用のハンバーガーを友人と二人で店の前で開けて食べ始めました。

するとハンバーガーの中からアボカドを取り出し、「お肉にはタマネギが入っているから駄目だけど、アボカドなら大丈夫、ソースも付いてないし」

と愛犬にアボカドをあげたのです。

愛犬はプッと横を向き食べませんでした。

飼い主は「アボカド嫌いなんだ」と言ってそのアボカドをゴミ箱に捨てていました。

危ない、危ない、アボカドには人間には毒が無くても、動物には致命的なペリシン=PERSINという毒素があるのです。犬には食べさせてはいけません。

もっともこのペリシン最近になって乳がんの細胞を殺す働きが分かって来て医療への応用が期待されています。

アボカドの別名はワニナシです。表皮がワニの皮を連想させるからです。

写真はサンセイのスパイダーロールです。スパイダーとは何のことなんでしょう?

答えはイカゲソです!!