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2011年12月30日金曜日

仕事収め 筑駒医師の会

12月30日という年の瀬に息子は筑駒医師の会に出席するために髪の毛を切ってほしいと朝から電動パカンを自ら充電していました。

なんでもこの年の瀬のこの日でないと多くの臨床医が出席してもらえないとのことで日程を決めているようです。

昨年は帝国ホテル、今年はハイアットリージェンシーで少し格が下がったと文句をぬかしておりました。

会費は年齢に応じた累進制なんだから我慢せえ!!お前らには100年早い!!

息子の髪の毛を切り終え、私も今日が仕事収めなのでさっぱりしようとバリカンを入れ切りそろえ、襟足をもう少し揃えようと短い刃に替えやってみると、いつもより極端に短くなりどこぞの国の将軍様のような髪型、よくよく刃を見ると1段階飛び越していました。老眼には小さな文字は苦手なのです。

結局短い方で統一し、修行僧になってしまいました。年末最後の(最後にしてほしい)のやってもうたでした(笑)

考えてみると年末年始に長く休んだことはありません。会社員の時も2日から福袋でしたし、独立してからも暫くは大晦日に家賃の集金したこともありました。

ですから私には年末年始に温泉に行ったり、ゴルフをしたりそんな気持にはなりません。そんな生活が身についてしまいました(笑)

今日明日は汚れているものを綺麗にして、息子と墓参に行き、妻の作る鴨蕎麦を食べ、静かな新年を迎えるつもりです。

今年は3.11の大震災に始まり、色々な事がありました。こうして1年を振り返ると全てが悪いわけではなく、悪いことも良いこともそれぞれありました。

震災で亡くなった人の死は悲しいことですが、また受け入れなければならない必然でもあります。妻の大学の友人が5月に末期と診断されなんとか新年を迎えられそうです。一緒に2012年の日の出を迎えられる訳です。これも運命です。

人生とは一瞬の光明なのかもしれません(修行僧なので・・笑)

今年は良かったと思う人には来年も良いことが訪れます。今年は悪かったと思う前に良いことを思い出して下さい。そうすれば自ずと道は開けます。