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2012年3月19日月曜日

フィランソロピー Philanthropy

2つの時代が拮抗している、一つは個人の利益を最大限に慮る時代、そしてもうひとつが他者への協力、社会的幇助を個人の利益と並行させて考える時代。

東北のガレキの受け入れを廻ってもこの二つが対立している。

この対立は年齢による差ではないと思う。若い人でも前者的に考える人も多い。

それが絶対にイケナイというのではない。ただ、自らの痛みも受けながら他者の痛みを引き受けることが優先されない。それだけのことだ。

頭書のフィランソロピーとは利他的、奉仕的活動をさす言葉である。

これからの日本は坂の上の坂なのだから、人任せ、政府任せでは何も決まらない。

自らが考え行動する事が必要になる。

ただ、個人によってそのリテラシーがあまりにも大きくかけ離れている。

原発という問題ひとつとっても科学的根拠を到底理解しない人達が盲信的にわめき散らす。

そうそう、原発が起きた時に恥も外聞もなく、「すぐに国外に退去しなさい、私は子供、孫を退去させた」といっていた人がいたけれど、その後マスコミはその人を取材をしていない。

フィランソロピーとは我慢も必要な精神の拠り所だから、我慢のできない人はお引き取り願おう・・・

一知半解  かわねずみ

小学生の低学年で、冷たい渓流で水泳を覚えた私ですが、よくその渓流でねずみを見たことがありました。

当時は蛇よりもこちらのネズミの方が怖いと思ったものです。(当時は大きな黒いネズミを針金の籠のような道具で獲りで捕まえて水死させていた)

ところがこのネズミは日本古来の固有種で「カワネズミ」といいモグラの仲間だというのです。これは知りませんでした。

別名「銀鼠」とも言うそうです。冷たい渓流の水に適応するため空気を毛に貯め込むのだそうです。

いくつになっても知らないことは多く存在します。ひとつ勉強になりました。

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ところでこのところ水質が戻ったことで魚が増え、今まで山奥でしか見かけなかったカワセミが都会でもみられるようになりました。皇居でも見たことがあります。綺麗な姿から水辺の宝石とも言われます。




私はこのカワセミの仲間のヤマセミが好きです。白と黒で中々お洒落です。

でも一番好きなのは我が家のヒヨドリの家族ですけど(笑)

接遇スタンダードブック


この本何だか分かりますか?

インターン生に向けた病院内のマナーマニュアルです。

すれ違いの挨拶は15度、きちんと正面を向いた挨拶は30度、謝罪は90度・・・これ私たちが新入社員の時に配布したマニュアルのままです。

違うのは重篤な病気を説明する際の心構え、話し方、そういった現実的場面での様々な例が取り上げられているところです。

とはいえ、これから2年間病院の各科を廻り、実際に体で覚えて行く訳です。

息子は5時に起きて私と少しずれて家を出て行きました。2年間はしんどいでしょうが本人の望んだ道です。

春の朝

こんな晴れた春の朝に聴きたいダイアナ・パントンの歌声です。

愛読書(嘘)ジャズ批評でも新人賞をとった実力派のカナダのジャズシンガーです。

ヴィニシウス・デ・モライスの映画が私にサンパウロへの憧憬を高めたのと同時にアントニオ・カロス・ジョビンが作曲していたあの古びた建物が新しい建物の外壁のイメージにつながりました。