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2012年5月7日月曜日

貧相な英語

私も含めて大方の日本人は英語と言う教科は勉強してもいざ使うとなると貧相な英語しか話せません。私なんぞ無理して話す事はとっくにお仕舞いにしております。

一部の海外経験の多い人や、仕事で英語を使っている人を除いては止めておいた方が良いと思う事多々あります。

カパルアビラの宿泊者は以前はカパルアベイホテルのプール、そしてリッツカールトンが出来てからはリッツカールトンのプールを使うことが出来たのに今年から使えなくなったようでする。

そういえば、サンセイという日本食レストランに派手なゴルフウェアに金色のネックレスをしたチンピラもどきの日本人が4.5名で場所柄もわきまえず大声で馬鹿話をしていた事を思い出しました。

我々はテレビや映画の影響で俗語をよく耳にします。しかし、大方の俗語は使い方を間違えると一発退場の危険性を孕みます。

流暢にしゃべろうとするあまり語彙の少なさをそうした口語でカバーしようと無理な貧相な英語になってしまうのです。

英語を使える人というのはきちんと自分の意思表示が出来ます。一言一言単語を選んで相手に伝えます。相手が理解しているどうかもきちんと確認しながら話を進めるのです。

数年前にSパパが旅籠の親父をやっているときに一緒にシンガポールに行った際にも、現地の華僑に対してきちんとこの作法で英語で話していた事を思い出します。

もちろんプライベートクラブのバーでは日本語で大声など出しません。日本人同士でもその時は英語で会話していたくらいでした。

自分の主張をするということは大切です。しかしながら郷に入らば郷に従うの例え通り、こちらが相手の文化を理解せずに土足でづかづか踏み込めばトラブルになる事は必至です。

物事の表層しか判断しない人の多くはこの手の礫を食らうことになるのです。