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2012年6月28日木曜日

生命科学 限界寿命

この分野の発展はめざましく、つい最新だと思っていた理論が古臭いものになっていたり、とにかく新陳代謝が速いのである。

以前、本川達夫氏の「ゾウの時間、ねずみの時間」という本を取り上げたが、これとてもう少し古い話になっている。しかし、生命科学いや時間という概念を相対的に考えると言う点ではこの本は未だに良書であると思うが。

ガラパゴス陸ガメの「ロンサム・ジョージ」が100歳で亡くなったと言うニュースが流れた。早死にである。皆さんは怪訝に思うかもしれないが、同種の「ハリエット」君は175歳まで生きたのである。

もっとも亀の多くはゾウよりずっと長寿の記録を持つ。

マダガスカルのホウシャガメ、「トゥイ・マリエ」君は188歳まで生きたと聞く、さらにセイシェル諸島のゾウガメの一種、アルダブラゾウガメの「アドワイチャ」君は250年以上生きたと言うのだから恐ろしく長寿な遺伝子を持っている。

250年前と言えば1700年代である。鎖国して海外との関係を断ち、元禄文化に酔いしれていた頃である。もし人間だったらと思うと・・・ぞっとする。

神が生物に寿命を与えたのだとしたら、きっと生きている間の苦労を勘案して決めてくれたのかもしれない。我々人間は少しや長すぎていませんかね・・・・・・



背広を着たゴロツキ

誰かが本題のようなタイトルの本を出していた。誰だったか忘れた、西部邁だったかな・・・まあ、私に言わせればゴロツキのままだったら良かったのにと思うのである。何故なら、ゴロツキは負けを分かった戦いはやらないし、強いものには噛みつかないからだ・・・・

そもそもあの人はもともと消費税10%必要と言っていたような気がする。自民党の派閥政治の中にいて数と力の理論を嫌と言うほど分かっている人がどうしても人望を得ることが出来ない、しまいにはパチンコ玉宜しく組織からはじき出される。みんなは壊し屋と言っているけれど結局はその組織の中に収まりきれないのだ。

このまま40数名を引き連れて出て行っても結果はどうにもならないだろう。

国民の9割近くが消費税の増税は必要だと思っている。彼はそこを見誤っている。そして彼は内に目が向き過ぎる。外国ばかり気にするのは問題だろうが、ある程度の国際感覚は必要だ。

彼の駒沢の屋敷の前にはたえず警備員が待機する。彼への極端な誹謗中傷は後を絶たない。身辺警護は必要であろう。今日も多くの報道陣が待機していた。

日本の政治の問題はずばりオールマイテイ化である。全国民に全て平等に受け入れられ賞賛される政策など存在しないのに、いつも万人化を目指す。

そもそもマニフェスト選挙を行った民主党に対して、国民は本当にそんな事が出来ると思ったのだろうか。思ったのだとしたら国民が悪い。原資もないのに出来る出来るという政策こそ間違いなのだ。

政治家や官僚が国民の犠牲の上に立っていて、搾取されているとしても、感情論としては理解するが現実にそれだけの原資をそこから汲み上げることは出来ないのだ。

今多くの病院は改革を実行している。入院患者を減らし、保険点数の高い治療に切り替えている。

病院とて資本経済の中なのだから当たり前といえば当たり前の話である。つまり、経済や産業はなるようにして大きなうねりの方向に動き出しているのである。

我々が出来るのはこの動きを止める事ではなく、少しでも正しい流れになるように注視、管理することだと思うのだが如何であろう。

もうそろそろ市井の主婦や高齢者に消費税の問題のアナウンスメントを求めるのはよしたらどうだう・・・