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2015年6月11日木曜日

カーグラフィック#28 メルセデスの真骨頂 E350 D Blueteck

デーゼルエンジンというのが今ひとつ好きになれなかったのは、日本の軽油と欧州車のエンジンの相性が今ひとつ良くなかったことと、あのカラカラという音が原因です。

最近のディーゼルエンジンは大分良くなっていますが、先日、乗ったBMW320Dは相変わらずこのカラカラ音が聞こえました。

メルセデスは独特の遊びのあるハンドリングが路面の粗さをイナしてくれるサスペンションに話題が集中しますが、実はこのディーゼルエンジンこそメルセデスがずっと改良を続け熟成させてきた技術なのです。

G350はこのブルーテックというディーゼルエンジンを搭載しています。ディーゼルの特徴である分厚いトルクはこうした重量のある車ではアドバンテージになります。

実際とても扱いやすく、街なかではベストなチョイスだと思います。

惜しむらくは左ハンドルがあればという私の希望ですが、残念ながら右しか日本には入ってきていないようです。

このE350Dも同じブルーテックエンジンです。もちろんカラカラ音は聞こえません。電子制御のデバイスが満載で使うには慣れが必要でしょうが、慣れればらくチンです。

ただ、見た目以上に車体が大きく、最近の流行からか後部に向けてウィンドゥが絞られているため見切りはあまり良くありません。

内装は最近のメルセデス流のモダナイズされています。さらにAMG仕様なのでホイールや装備もスポーティです。

メルセデスのディーゼルエンジン、これは本当に良いですよ。ただ注意をしないとスタンドの従業員にレギュラーを入れられる恐れがありますので必ずご確認を・・・